• 2021.11.22

アルミニウム(アルミ)の話

皆さんが1日一度は手にする清涼飲料水の缶や1円玉はアルミニウムから出来ています。

 

アルミの歴史はまだ新しく、金属の一種であることがわかってから約200年程のようです。ちなみに鉄は紀元前5,000年ぐらいから使われているようです。

 

そんなアルミですが、現在では世の中で欠かせないものになりました。

 

アルミは主にボーキサイトから生産されます。

そのボーキサイトが地球上で最も多い金属だそうです。

今のペースで100年以上採掘しても枯渇する心配はないそうです。

 

アルミは極めて活性が高い金属で、他のものと反応してしまい、簡単に化合物になってしまいます。自然界ではアルミそのままでいることがほとんどありません。

 

アルミが知られていない時代でも、その化合物は古くから利用されています。例えば、宝石のルビーやサファイアも、その本体はアルミの酸化物です。

 

アルミの精錬方法が発明されたのは1800年代半ばで、これがアルミのスタートです。

 

アルミの利用を促進させたのは日本の科学技術です。それが「アルマイト」です。

 

アルミの表面に陽極酸化被膜を作り、耐腐食性や硬度を増す技術(アルマイト)が日本で1929年に発明されました。そして、1930年代からアルマイト加工した製品が登場しました。

 

もう一つアルミの性質を上げるのが合金です。

No.1000~No.8000がありますが、No.ごとに混合されている物質が異なり、その番号で何の物質との合金なのか判断できます。

 

沢山あるアルミニウム合金で、別名で呼ばれているジュラルミンはよく知られています。

1900年代初頭にドイツで「ジュラルミン」が発明されました。(アルミに銅を加えたもの)

 

その後、様々な国が先を競って、ジュラルミンの改良が進められ、数年後にアメリカで「超ジュラルミン」が開発され、1936年には超ジュラルミンを超える「超々ジュラルミン」が日本で開発されました。

1940年には日本のゼロ戦の主翼の桁にも使用されました。ゼロ戦は徹底した軽量化で知れていますが、超々ジュラルミンを一部に使ったことだけでも約30Kgの軽量化が出来たそうです。

 

最後にアルミニウムのリサイクルのお話しです。

アルミニウムは日本で年間400万トン消費されています。そのうちの40%がリサイクルにより再生されたアルミニウム2次合金地金です。アルミ製品は融点が低い為、溶解して簡単にリサイクルすることが出来ます。また、リサイクルに必要なエネルギーは新たなアルミニウム地金を製造する場合に比べてわずか3%となり省エネに大きく貢献できます。まさしくアルミはリサイクルの優等生と言えるでしょう。

 

稲元マークは、長年にわたってアルミニウムの加工(プレス、切削)に携わってまいりました。今後も従来の外観部品(自動車、カメラ、オーディオ部品等)及び、プライベートブランドの充実に努めて参ります。ご意見 ご要望などございましたらお聞かせ下さい。

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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